15年にわたる恋心に終止符を打った。その15年の経緯を、俺の思い出づくりのために書いていく003

みんQには秘密が多い。だから嘘も多い(ここでは何も嘘をついていないことを誓う。このページは、俺にとってかけがえのないものだから)。

夢や目標を聞かれても、絶対に答えない。友人にも親にも兄弟にも言わない。お師匠様にもついに言わなかった。金をもらっても嘘をつく。

誰もやらないことをやっている。それは秘密であり、そして秘密とは武器であり防具だからだ。秘密を話すときとは、俺が役に立つと判断してカネを払ったときだけで、そのときに打ち明ける秘密さえも、きわめて限定的にしている。

秘密を言わない相手は、もうひとりいる。『彼女』だ。

言えばその子は必ず、俺の味方になってくれただろう。赤の他人がこれほど、俺の『限定的な秘密』に賛同してくれたのだ。あの子がこれに力を貸さないはずがない。口も堅いから、秘密も守ってくれるのも、わかっている。

だが、最後まで絶対に言わなかった。

この子は大事だ。ならば、この子に秘密を作れば、それよりも大事ではない相手に、なぜ秘密をうちあける? と自制できると気付いたからだ。

血の誓いを立てた。

血の誓いは約束ではない。守るために努力する、という次元のものでもない。命を失っても完遂するものだ。誓いを果たすのに、あらゆるものを捧げなくてはならない。そして、それは自分が死んでも守られなければならないものだ。

俺は自らの目標に、血の誓いを立てた。それは小説家になることでもなく、漫画家になることでもない。漫画原作者でもない。すまないが、それに魅力は感じない。

俺のことではなく、未来の子供のためのもので、そのために15年かけて(サバを読んでる。本当はさらに長い)、それに労力と時間を注いだし、まだそれは必要そうだ。これからも、何でも犠牲にする。

ちなみに血の誓いっていう聞き慣れねぇ単語、ゲームのロマサガ2の用語ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


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