15年にわたる恋心に終止符を打った。その15年の経緯を、俺の思い出づくりのために書いていく011

あれから20日ほど経った。

だいぶ傷心も癒えた。最近はよく眠れるし、下痢も止まった。もう、アノコのことを思い出す頻度も減った……………わけねえだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwいつ終わんだよこれwwwwwwwwwwww

ケコン式に関する仕事してると、アノコのことが思い出される。接客中に彼女のことを考える。おい、なんで俺この仕事えらんだ。かつてないほどキッッツイぞ。

あんまりにキッツイとき(おととい)、思い出したことがある。

俺と彼女の共通の友人・ぷさるのことを。

去年、20231215、ぷさるから10年ぶりに電話があった。内容は「みんQからもらったパソコン、壊れたから捨てていい?」というもの。

久しぶりの会話が、とっくに所有権さえ放棄したパソコンの処理の話だったから、みんQは「?????」のマークが頭いっぱいに湧いた。

いいですよ、と答えて終わって電話を切ったが……あとで思えば、ぷさるは死ぬほど賢い割に不器用な男だった。メチャクチャ喧嘩とかしたあとは、ぜったいに謝ってきたりはしないが、そのあとはやたらと優しかったりする。

そんな不器用な男だ、きっと彼は末期ガンになったに違いない。それで、身辺整理とばかりにパソコンも捨てて、あとはみんQの声を死ぬ前に聞いておこうと思って電話をしたのだ……と、思いこんでいたし、『例の彼女』にもそう伝えた。

そう考えたのには訳がある。

ぷさるはプログラマーだが、その仕事内容はあらゆるブラック企業を煮込んだような、地獄の釜の中にいるような暮らしをしていたのだ。

一週間で栄養ドリンク100本飲むとか、ホテルに監禁され、靴を隠され、寝ずにゲームを作ったとか……そんな話題だけで肉体が構成された男。長生きできるわけがない。

2024年の10月にさしかかる今、彼は死んだのだ、と信じ切っていたところ、今回の件。

ぷさるの死亡確認としてメールをとばして、いまの俺の気持ちをオーバーキルしとくか……という理由で、彼にコンタクトをとる。



いきてた。








20240930しるす。




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