
第一部:The end of the Law 《あらすじ》
その日、一人の男が、124発の水爆を南極氷床にもちいて、その凍土を焼き払い、地球の水位を40メートル上昇させ、人々の皆殺しを図った。その時の津波によりアメリカ西海岸、ヨーロッパ各国、日本の原発施設など80基は水没。 海は放射性物質による、不吉な青緑にかがやいた。ただ一人の生き残りの少女エノハは、長い時間をかけて、人類の復活を果たしたが――彼らはみな、20歳で死ぬ遺伝子を組み込まれていた。
そんな彼らに、容赦なく、過去の破滅への過程が、歩み寄る……。
1.プロローグ → 2.土蜘蛛
→ 3.闇の球 → 4.Saga → 5.訃報 → 6.ハノン → 7.アポトーシス → 8.ノト
→ 9.ひらめく力 → 10.AURA → 11.昔日の → 12.水爆の男 → 13.そろいたての歯
→ 14.アレキサンドライトの塔で → 15.図書館 → 16.宝石窓職人 → 17.セントデルタ → 18.享楽の男
→ 19.夕方の三人 → 20.モエク → 21.告白 → 22.アールグレイ・ティー → 23.婚礼の日
→ 24.クリルの心は→ 25.虚無の地平 → 26.挑発 → 27.聖絶令 → 28.断罪
→ 29.アジンとの遭遇戦 → 30.恩師 → 31.邂逅 → 32.出し抜き → 33.利用されるもの
→ 34.対話 → 35.癒着 → 36.託される真実 → 37.なぜ助けた? → 38.超弦の子
→ 39.喫茶店で → 40.帰るために。取り戻すために。 → 41.動き出す、最後の勢力 → 42.援軍
→ 43.運命の戦い → 44.小さきアルマゲドン → 45.二枚舌によって → 46.敗北 → 47.死にゆく者たち
→ 48.激昂 → 49.突破口 → 50.TNT → 51.離脱 → 52.惜別 → 53.アーメン
→ 54.超弦のしがらみ → 54.5カルガモ → 55.逃がしはしない → 56.みかた → 57.遺すもの
→ 58.メメントモリ → 59.遺言 → 60.暗躍 → 61.破滅への潮流 → 62.決断
→ 63.助けてあげて → 64.解放戦線 → 65.素粒子を変える力 → 66.次元逃避 → 67.分断 → 68.対話の記録
→ 69.調停 → 70.wisdom → 71.共有 → 72.ロナリオ → 73.議論 →
外説・理想の世界
【 (1) → (2) → (3) → (4) → (5)
→ (6) → (7) → (8) → (9) → (10)
→ (11) → (12) → (13) → (14) → (15) 】
→ 89.マリオネット → 90.nomos kronos → 91.夕方の四人 → 92.脅迫 → 93.出会い
→ 94.リッカを追って → 95.獅子のごとく → 96.姦計 → 97.決裂 → 98.決着
→ 99.かの地の裏側 → 100.memo → 101.未開の森で → 102.対消滅 → 103.帰れぬ者 → 104.追放
→ 105.弟殺し → 106.クリル
第二部:The beginning of dark and light
107.緑の太陽 → 108.流葬 →
109.帰途 → 110.なきごえが聞こえる →
111.反乱の誘い → 112.black or white →
113.コンタクト → 114.再会 →
115.命の果て → 116.街頭演説 →
117.ARLWS → 118.コスモスへ →
119.教唆 → 120.ファントムボス →
121.Vが目覚めた → 122.復活 →
123.再誕の刻 → 124.女神エノハ →
125.告発 → 126.死んだ後でも →
127.下界への視線 → 128.ステルス →
129.真理の荷 → 130.挟撃 →
131.ホロコースター → 132.調律 →
133.立てこもり → 134.カリスマ →
135.civil war → 136.理を超えて →
137.フォーハードの帰還 →
138.チェルノス → 139.4つの力 →
140.決別 → 141.旗印 →
142.モンモの試み → 143.ゴドラハンの提案 →
144.秋 → 145.槍試合 →
146.大
148.離陸 → 149.別れの鐘 →
150.
152.抜け穴の聖戦 → 153.接近 →
154.
156.水素の海の中で → 157.恐怖と絶望、そして →
158.軌跡の終わり → 159.未来への回廊 →
160.超弦世界の使者 → 161.受け継ぐ者 →
162.勝敗と生死 → 163.理想の世界 →
164.正体 → 165.独白 → 166.本体 →
167.旧代のある日 → 168.決着 →
169.残されたもの → 170.系譜 →
171.エピローグ