ダイヤモンド中央広場

キラッキラです。名前の通り、広場の敷石はぜーんぶダイヤモンド。中央の鏡面になってる、青空を反射してる部分はお水です。
ここでは見えてないけど、空も、大地に埋まりまくる宝石製超巨石のおかげで、時間と季節によっては雲が赤くなったり、緑色になったり、水色やらオレンジ色になることもしばしば。作中5話に一回だけチラ書きしたジュエル・プリズムとかいう現象のこと。どこかに書いたかもだけど、ジュエル・プリズムって現象と名称は、スーファミ・天地創造の、プライムブルーから。

んでこれは中央広場のさらに拡大したやーつ。カマクラ!とか画像の左上にかいてるけど、これは担当のB猿さんに、わかりやすかろうと思って『真ん中にカマクラつくって! まんなか!』と言ったらこうなったわけ。名前はカマクラじゃーありません。作中でも一度だけ『アパ』と出してます。
作中の中でちょろりと書いてあるけど、アパとは紀元前3000年・シュメール時代の、冥界で暮らす死者へ送るための、捧げ物を入れる土管のこと。
作品の中で、何度も葬式をするつもりはなかったから、たぶん記憶にさえ残らない人の方が多いんじゃーなかろうか。
といっても俺がこのアパを知ったのは、理想の世界を書き終えてからのこと。次の小説のためにシュメールとかメソポタミアのことを調べてたら、このアパについて知ることになったわけ。だからここらへんの下りは、すくなくとも2022年以降に足したもの。
左手前にあるアレキサンドライト台座以外の、みどりいろの草に見えるのは、やっぱり草です。

女神エノハ自身は歴史とかに興味はない人。アパという名前も、エノハがつけたんじゃなく、500年に及ぶセントデルタ人の誰かが言い出したもの、という設定。ほっとくと彼女は川から地名、人名まで、変なネーミングで統一してしまうからね。
こういうネーミングって、日本の歴史を見てみると、わりと色んな人の意志が絡んでることもあるみたいだし、そこらへんも参考にした。たとえば福沢諭吉の周辺で生み出された『演説』とか、『拍手』。演説は中津の方言で、人に自分の考えを話すことを演舌と呼んだそうだから、それを参考にしたとか。拍手は、福沢の運営していた慶応義塾・三田演説会で、誰かが演説を、したあと、外国人教師がヒューヒューといいながら手を叩くのを見て、その名を付けたとか。(小説・『福沢山脈』より)

んでこれは、中央広場を囲うダイヤモンドのオブジェ。二種類あるのはB猿さんよりの提案で、どちらか好きな方を選ぶとよろしいとのことだったので、左のまんまるを採用。
右のカッティングをほどこしたやつは、派手好きのみんQにはぶっ刺さったけれど、キラキラしすぎててセントデルタ人たちの目が痛くなるだろうから。

んで、

マンホール!これもまた、アタクシがB猿さんにそう伝えて描いてもらったもの。、もちろんマンホールなんて名前にしたくはないんだけど、良い名前が思いつかない。
これはカマクラ(アパ)のフタですね。フタ。フタなり。