マハト・フォーハード・ミューゲン

image

デザイナーの空っちゃんに『レオン・スコット・ケネディを悪い感じにしてください』と言ってお願いしたキャラ。レオンを知らなければggrksして下さい。コンセプトは、性格はクズだけどかっこいいオッサン。年齢もバイオ6あたりのレオンくらい。

モデルはファノンと同じ人物で、サガフロ2のギュスターヴ13世。ちなみにサガのライターである河津さんが語るには、ギュスターヴのモデルは織田信長だそうです。

名前の由来はドイツ語の『追放(アハト)刑』から。すべての法の保護から『追放』される刑。この刑を課された人間には、何をやってもいい、という意味。つまり死刑みたいなもん。ルターもこの刑を受けてたそうな。ただ、マハトって名前は、厳密には名前でなく苗字に使うものなんだよね。これに対する後付け設定は……まだない。
(20180729追記。ジャンプ+ってweb漫画にある半エロマンガの『終末のハーレムファンタジー』にマハト(力)って書いてんのを見た。んでwikiってみると、ホントに権力とか力とかいう意味なんやね。知らんかったわ。イヤ、知ってるってことにしとこう)

フォーハードのほうは核弾頭の英単語『nuclear warhead』から。中学生の頃、このウォーヘッドをフォーハードと読み間違って、ついでにそのまま名前にした。水爆の男になったのは、名前から連想したわけじゃなく、ただの偶然。
ミューゲンは『無限』の英語読み。ドイツ語でもそうなるはず。

『理想の世界』は完成したのちに3回ボツにしてたので、初期稿とはかなり趣が違うものになっている。三回目まで、フォーハードは存在しなかった。その頃には、あらすじ程度には出てたっちゃ出てた。

ちなみに初期稿はラノベみたいに、神エノハの作った『20年で人間の寿命が尽きる』というルールに抗うために、それと敵対してた神ゴドラハンが主人公(ファノンって名前じゃなかった。名前も忘れた)に聖剣をあたえる、みたいな話だった。作ったのが昔すぎて、俺自身、あんま覚えてない。とりあえず論理的に説明できないことは、なんでもかんでも魔法のせいにしてた。

三回目の理想の世界は、あくまでもラスボスはエノハだったけど、どうにも話が平坦すぎたのでボツにした。

ちなみに水爆の男のくだりだけは三回目の最初の頃からあった。

当時、本気でハリウッド映画に20億USドルで俺のこの話を売り込むつもりだった。アメリカ人って言ったら問題は何でもかんでも核兵器で片付けるのが好きな民族だし、それなら核兵器でダイナミックな目にあった地球をって思って三回目の理想の世界を書いたけど、しょぼくなったので誰にも見せてない。

こんなんじゃハリウッドに進出できんじゃんってことで、核兵器だけじゃなく超弦理論やら対消滅やらをまぜて、もっとダイナミックにして書き直したのが、この四回目。

んで、そうなると、水爆の男が出たほうがダイナミックだろってことで、なんかもっともらしい理由を付けて、三回目の裏設定にいたフォーハードに出張ってもらいました。彼が次元の力(笑)なんて力を持ってるのはこのためです。たぶん、3秒くらいでこいつにこの能力があるって設定をくっつけてた。

ちなみに、現在は20億積まれてもハリウッド映画に権利を売る気はありません。あの界隈、最近ぜんぜん活気を感じないんだもの。