日本語字幕のついた2.3ギガの超絶クォリティ動画。
このときのマイケル、緊張と激痛で寝られなかったから、前日に睡眠薬ガブ飲みしてたんだよな。
激痛は若いころにヤケドを負ったことと、1999年のライブ中に10メートル以上高いところから落ちたことによるもの。他にも精神的な負担があったのも原因のはず。1993年、幼児虐待嫌疑をかけられてしばらくしてから、彼には人間不信・疑心暗鬼・被害妄想がついてまわっていた。下は引用。
(前略)……夜、こんなふうに弱音を漏らしたこともある。
「君たちにはわからないだろうね。世界中の人が、僕が子どもにいたずらをする人間だと思ってる。やってもないことで訴えられたり、変人ジャクソンって呼ばれたりする気持ちがわかるかい? 僕は毎日、平気なふりをしてステージに立って歌わないといけない。全力を尽くして、みんなが見たがっているものを見せる。でもその一方では、人格を中傷されてイメージを傷つけられてるんだ。ステージを下りた瞬間から、犯罪者を見るような目で見られるんだよ」
↑マイ・フレンド・マイケル MJがいた日々 MY FRIEND MICHAEL フランク・カシオFrank Cascio 吉岡正晴訳 西寺郷太監修 飛鳥新社 2012より
で、話はもどるけれど、このLIVEのときもかなり辛かったはず。こんど、上記の1999年のライブの動画もさがしてみよう。彼が腰を痛めながら歌を続け、完遂させた姿も見れるよ。みたくない?そういうなよハゲ。