『永遠の命』には

ジブリの考察厨とか重信者がやっている、トンデモ考察にありそうな裏設定を盛り込んでいる。
裏設定なので、フラグとか布石とか、伏線とかはにおわさずに入れることを心がけた。
なんでそんなことをするのかっていうと、ゲームの(とくにサガの河津神の)裏設定にそんなのが多いから。そんで俺がそういう設定がすきだから。

たとえば河津神のゲームのひとつ、ロマンシングサガ(ミンサガではない)では、デスティニーストーンという、悪神サルーインを倒すのに使った宝石が複数あるのだが、これがゲーム中では、ぜったいに全部集めることができないようになっているのに、その説明はゲーム中には一切ない。
設定資料集をみると、デスティニーストーンのひとつ、黒のブラックダイヤはサルーインの部下に破壊されている、とあった。
そんなん知らんて……めっちゃ探したっての……。
河津神はそのほか、ものすごいメインキャラがいつのまにか主人公とケンカして追放されているのにゲーム中では語られない(ムートンというサガフロ2の人)、とか、ものすごいメインキャラが何の断りもなく死んでいるのにゲーム中に触れられない(フィリップ3世という、これまたサガフロ2の人)……とか、平気でやってくるのだが、俺はそういうのがどうしようもなく好きなんだ。

ただ、ヒントくらいは残しとこう。
理想の世界は、俺の信じていることで作り上げた世界観だが、永遠の命は、俺の信じていないことで作り上げた。そして俺はそもそもタイムスリップなんて信じていない。


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