血の誓いってのは、自分のあらゆるものを犠牲にしてでも成し遂げるべき、まさに血の契約だ。
父親とか母親は、血の誓いは持ちやすいよな。子供を守る、というのがあるのだから。
俺の場合は、それを持ったら、この計画は成し遂げられないと判断した。
ただ思うのは、「命をかけます!」は、たいした誓約の力にならないってこと。
俺やお前の命に、どのていどの価値があるんだよ。
あるだろ、命よりも大事なものってのが。
それを捧げろ。
ただし、友人や親しい人のものを捧げるのは、誓いの守護者ではなく、ただのクズと呼ぶ。
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